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やよいの青色申告を税理士と共有する方法|弥生ドライブの設定を画像で解説

佐藤

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パソコンにインストールして使う「やよいの青色申告」のデータは、弥生ドライブの共有フォルダーを使って税理士に確認してもらえます。共有相手を設定し、そのフォルダーへ事業所データを保存するのが基本の流れです。

対象読者

この記事はデスクトップ版「やよいの青色申告」を利用している個人事業主の方向けです。

「やよいの青色申告 オンライン」や「弥生会計 Next」は別製品のため、ここで紹介する操作とは異なります。

Nextをご利用の方は、弥生会計 Nextを税理士と共有する方法をご覧ください。

始める前に、契約と税理士側の利用環境を確認する

弥生ドライブは、あんしん保守サポートなどの対象契約に付帯するサービスです。無料導入サポート期間中や対象パートナープログラムなども含め、自分と税理士の双方が利用条件を満たしているか確認します。

税理士側でも、弥生ドライブを利用できる契約環境と、共有するデータを開ける対応製品が必要です。

  • 自分と税理士の双方が弥生ドライブを利用できる契約・環境か
  • 対象の契約が登録された事業グループと、ログインする弥生IDが合っているか
  • 税理士から案内された共有用の弥生ID(登録メールアドレス)
  • 共有する事業所名・年度と、双方が使う製品のバージョン
  • 共有前のバックアップと、入力・確認を担当する範囲

弥生ドライブが起動しないときは、契約・事業グループへの参加状況と「弥生 ライセンス認証管理」を確認してください。2026年6月29日以降の案内ではVer.18.1.1以降への更新が必要とされています。

現在の更新方法は弥生公式の起動条件変更に関するFAQで確認できます。

弥生ドライブのフォルダーを税理士と共有する

共有するのは、弥生ドライブの中に作成したフォルダーです。別の事業所のデータを誤って含めないよう、税理士に見てもらうデータを入れる専用フォルダーを用意すると確認しやすくなります。以下は弥生公式のフォルダー共有手順に沿った説明です。

1.マイポータルから弥生ドライブを開く

マイポータルのメニューから弥生ドライブを起動します。下の画像は「弥生会計」と表示されたマイポータルの画面例です。ここからは、デスクトップ製品で共通する弥生ドライブの操作を説明します。

画像中の名称・メールアドレスは説明用に置き換えています。「ABC株式会社」は架空の名称例です。個人事業主の方は、共有相手が識別しやすい屋号などをフォルダー名に付けてください。

マイポータルの画面例で弥生ドライブの起動ボタンを示しています。弥生会計と表示された共通操作の例です。
マイポータルの画面

2.新しいフォルダーを作成する

弥生ドライブで共有用フォルダーを作成する場所を開き、[新しいフォルダー]をクリックします。

弥生ドライブの新しいフォルダーボタンを示した画面。名称とメールアドレスは説明用の架空例です。
弥生ドライブで新しいフォルダーを作成する。

3.共有用フォルダーに名前を付ける

フォルダー名を入力して確定します。事業所や年度が分かる名前にすると、税理士も見つけやすくなります。

すでに専用フォルダーがある場合は、その中身を確認してから使用してください。

弥生ドライブに作成した共有用フォルダーABC株式会社を選択した画面。会社名は架空例です。
共有用フォルダーを作成

4.対象のフォルダーを選んで共有を開く

共有したいフォルダーを選択し、[共有]をクリックします。作成したフォルダーと、選択しているフォルダーが同じか確認しましょう。

作成した共有用フォルダーを開き、共有ボタンを選ぶ画面。
作成した共有フォルダーを選択し、共有の設定へ進む。

5.共有を有効にして税理士の弥生IDを追加する

[共有の設定]画面で[このフォルダーを共有する]にチェックを付けます。

税理士から共有用として案内された弥生ID(登録メールアドレス)を入力し、[追加]をクリックします。

普段の連絡用メールアドレスと弥生IDが同じとは限らないため、事前に確認したものを使います。ログイン用パスワードを税理士へ渡す必要はありません。

共有の設定で、このフォルダーを共有するチェックと、税理士の弥生ID登録メールアドレスを入力する欄を示した画面。
共有を有効にし、税理士の弥生IDの登録メールアドレスを入力する。

6.メールアドレスと権限を確認し、OKで保存する

共有設定の一覧で、追加した税理士のメールアドレスと権限を確認します。最後に[OK]をクリックして設定を保存します。

操作権限は税理士との作業分担に合わせて設定します。

[更新、追加のみ可能]は、ファイルやフォルダーを削除されたくない場合の設定です。閲覧専用の権限ではなく、更新・追加はできます。

共有設定一覧に税理士の弥生ID登録メールが追加され、可と表示されたOK保存前の画面。最後にOKをクリックして保存します。
メールアドレスと権限を確認し、最後に[OK]をクリックして設定を保存します。

保存後は、共有元のフォルダーのアイコンに人型のマークが付いたことを確認します。

税理士側にも対象の共有フォルダーが表示されるか確認してもらいましょう。

フォルダーを共有したら、事業所データを保存する

空のフォルダーを共有しただけでは、会計データは税理士に渡りません。実際に使用する事業所データを、共有設定したフォルダーへ入れます。データの場所によって操作が変わります。

  • データがパソコン上にある場合:共有フォルダーを開き、[アップロード]から対象の事業所データを選びます。見つからない場合は[最近利用した事業所データを検索する]を使えます。
  • データが弥生ドライブの別の場所にある場合:対象データを選び、[移動]で共有フォルダーを指定します。移動前に対象の事業所・年度を確認してください。
  • すでに共有フォルダーの中にある場合:同じデータを重ねてアップロードする必要はありません。税理士側でそのデータを確認できるか照合します。

操作の詳細は、ファイルを弥生ドライブにアップロードと、弥生ドライブでのファイルやフォルダーの操作をご覧ください。

共有後は、弥生ドライブ上の事業所データを選択して[開く]から作業します。入力や確認が終わったらソフトを終了し、保存が反映され、[状態]の「使用中」が解除されたことを確かめます。税理士には共有フォルダー名・対象年度・どこまで入力済みかを伝えましょう。

共有後は、同時編集と古いデータへの入力に注意する

弥生ドライブの事業所データは、使用中にロックがかかります。自分と税理士が同じデータを同時に編集する運用はできません。「入力を終えてソフトを閉じたら、税理士へ確認を依頼する」といった順番を決めておきます。

アップロード後も、パソコンに元の事業所データが残っている場合があります。古い元データへ入力すると、税理士が確認するドライブ側と内容が分かれてしまいます。

以後はドライブ側を開くことを双方で確認し、どのデータが作業対象かを統一してください。

税理士が仕訳を修正した場合は、対象期間と修正内容を確認します。資料を渡しただけ、共有設定しただけで、申告や帳簿確認まで依頼したことになるわけではないため、相談・顧問契約の範囲も合わせて確認しておきましょう。

旧年度版のデータを共有したい場合

旧年度版のデータも、弥生ドライブの利用条件を満たし、そのデータ形式を開ける製品がインストールされていれば、共有・確認できる場合があります。

ただし、新しい形式へ変換したデータは、以前のバージョンで開けなくなる場合があります。

共有相手が使うバージョンを確認し、バックアップを取ったうえで、変換が必要か相談してから操作してください。

つながらないときの確認点

  • 弥生IDと事業グループ、対象の契約を取り違えていないか
  • 自分と税理士の両方が弥生ドライブの利用条件を満たしているか
  • 税理士の弥生IDを入力し、追加後に[OK]で保存したか
  • データを入れたフォルダーと、共有したフォルダーが同じか
  • 共有先で対象の事業所データを開ける製品・バージョンか
  • 相手がソフトを開いたままになっていないか

原因が分からないときは、どの画面まで進んだか、表示されたメッセージ、製品名とバージョンを整理して、税理士または弥生のサポートへ確認してください。

初期設定や入力内容を、税理士と一緒に確認したい方へ

つくば税理士事務所では、やよいの青色申告の初期設定、弥生ドライブでの共有設定、減価償却資産の登録、仕訳内容の確認などをスポットでご相談いただけます。

スポット相談:1時間15,000円(税抜き)/16,500円(税込み)

お問い合わせの際は「やよいの青色申告(デスクトップ版)の相談」と記載し、使用バージョンと相談したい内容をお知らせください。

スポット相談について問い合わせる

弥生の別製品を検討している方へ

以下は、既存記事でも紹介している法人向けクラウド製品「弥生会計 Next」の広告です。本記事で操作を説明した個人事業主向けのデスクトップ版「やよいの青色申告」とは別製品です。

弥生会計 Next(法人向けクラウド製品)の広告

参考情報

ABOUT ME
佐藤
佐藤
税理士・公認会計士
東京都立大学(旧・首都大学東京)を卒業後、KPMGあずさ監査法人に入所。銀行・証券会社をはじめとする日系金融機関を中心に、監査業務に従事してまいりました。その後、茨城県つくば市にて税理士事務所を開設し、現在に至ります。
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