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freee開業とfreee会社設立の使い方|開業届も設立書類も無料で作れる

佐藤
START / 開業・会社設立

freee開業もfreee会社設立も、書類の作成自体は無料です。会社設立では電子定款を選ぶと収入印紙代4万円が不要になり、通常5,000円の電子定款の代行手数料も、freee会計またはfreee人事労務を年間契約すると無料になります。個人で始める場合と法人で始める場合に分けて、書類作成から提出、設立後の届出までの流れを整理します。

0円書類作成の費用
40,000円電子定款で不要になる収入印紙代
5,000円電子定款の代行手数料(年間契約で無料)

※記載の金額は2026年8月時点の公式サイト記載の内容です。登録免許税や定款認証の手数料などの法定費用は別途かかります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

監修:佐藤公認会計士・税理士事務所/最終更新 2026-08-27

SECTION 01

個人で始めるならfreee開業

個人で事業を始めるときは、freee開業に必要事項を入力すると、開業届と青色申告承認申請書をまとめて作成できます。税務署の様式を一から探して書き写すのではなく、画面の案内に沿って事業の情報を整理できるのが特徴です。書類を作るだけで手続きが終わるわけではないため、提出方法と期限まで一続きで確認しましょう。

入力前には、屋号や事業内容だけでなく、開業日と想定する所得も整理しておくと進めやすくなります。とくに青色申告を選ぶ場合は、開業届とは別に青色申告承認申請書を提出する必要があります。作成した書類の内容を読み直し、自分の事業の実態と合っていることを確かめてから提出してください。

STEP 01

事業の情報を入力する

屋号、事業内容、開業日、想定の所得を入力します。先に事業の概要を短い言葉でまとめておくと、各項目を一貫した内容で埋められます。

STEP 02

書類が自動で作られる

入力した内容から、開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)と青色申告承認申請書が作られます。氏名や日付、事業内容に入力違いがないかを確認します。

STEP 03

提出する

税務署へ持参または郵送するほか、電子で提出する方法もあります。作成したままにせず、選んだ方法で提出まで完了させることが大切です。

STEP 04

そのままfreee会計につなぐ

開業手続きが済んだら、日々の売上や経費を記録する段階へ移ります。開業時に整理した事業情報を、その後の記帳の土台として使えます。

POINT / 提出期限

青色申告承認申請書には提出期限があります。原則として青色申告をしたい年の3月15日まで、その年の1月16日以後に開業した場合は開業日から2か月以内です。開業届と一緒に出すのが確実です。

SECTION 02

法人で始めるならfreee会社設立

法人を作るときは、商号や本店所在地などの基本事項を決めたうえで、定款と登記に必要な書類を整えます。freee会社設立は、入力した基本事項を各書類へ反映し、手続きの順番を確認しながら進めるためのサービスです。入力を始める前に関係者の認識をそろえておくと、途中で内容を戻して決め直す場面を減らせます。

費用面で大きな分岐になるのが、紙の定款と電子定款のどちらを選ぶかです。電子定款では紙の定款に必要な収入印紙代4万円が不要になります。一方、会社の形によって公証役場での定款認証の要否が異なるため、書類ができた後に必要な手続きまで確認しておきましょう。

STEP 01

会社の基本事項を決める

商号、本店所在地、事業目的、資本金、決算期、役員を決めます。定款や登記書類の土台になるため、表記の揺れがないように整理して入力します。

STEP 02

定款を作る

入力した内容から定款が自動で作られます。事業目的や本店所在地など、設立後の運営にも関わる項目は、書類に反映された内容を確認してください。

STEP 03

電子定款を選ぶ

行政書士に電子化を依頼する形で手続きを進めます。電子定款にすると、紙の定款に必要な収入印紙代4万円が不要になります。

STEP 04

公証役場・法務局の手続き

株式会社は定款認証が必要ですが、合同会社は不要です。その後、必要な書類をそろえて法務局で設立登記の手続きを進めます。

STEP 05

設立後の届出

設立登記だけで完了ではありません。税務署、都道府県、市町村、年金事務所へ必要な届出を行います。

TIP / 電子定款の費用

電子定款の代行手数料は通常5,000円ですが、freee会計またはfreee人事労務を年間契約すると無料になります(2026年8月時点)。

※記載の金額は2026年8月時点の公式サイト記載の内容です。登録免許税や定款認証の手数料などの法定費用は別途かかります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

SECTION 03

決算期はあとから変えにくい

決算期は設立書類を完成させるためだけの項目ではありません。事業の繁忙期と決算作業が重なると、通常業務と資料整理を同時に進めることになります。また、納税に向けた資金繰りや消費税の扱いにも関係するため、設立時に理由を持って決めておくことが重要です。

売上が集中する時期、入金が増える時期、社内で決算資料を整えやすい時期を見比べてください。目先の設立日だけで決めず、事業が動き始めた後の年間の流れから逆算すると判断しやすくなります。変更できるかどうかだけでなく、変更に伴う手続きや事務負担も含めて検討しましょう。

設立から2期分の消費税の扱いは、資本金の額や特定期間の状況で変わります。資本金1,000万円未満にするかどうかも含め、設立前に個別の条件を確認することが欠かせません。資本金は信用面や当面の運転資金にも関わるため、消費税だけを基準に決めないようにしてください。

会社設立で後から効いてくるのは、商号でも本店所在地でもなく、決算期と資本金です。

※消費税の納税義務の判定は個々の状況で異なります。設立前に税理士へご相談ください。

SECTION 04

設立後にやること

会社は設立登記が終わった時点から、法人としての届出と日々の管理が始まります。税務署だけでなく、都道府県、市町村、年金事務所にも目を向けなければなりません。提出先ごとに書類を分け、誰が準備していつ提出するかを整理しておくと抜け漏れを防ぎやすくなります。

同時に、売上や経費を記録する会計の環境と、役員報酬や給与を計算する環境も用意します。設立前に決めた資本金や決算期などの情報は、会計の初期設定でも使う重要な基礎情報です。書類作成で終わらせず、最初の取引を記録できる状態までつなげておきましょう。

01

税務署への届出

法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書を準備します。自社に必要な書類を確認し、提出状況を管理します。

02

都道府県・市町村への届出

都道府県と市町村へ法人設立届出書を提出します。税務署への届出だけで終わったと思い込まず、提出先ごとに確認してください。

03

年金事務所への届出

社会保険は役員1人でも原則として加入が必要です。設立後の役員報酬や雇用の予定と合わせて、必要な届出を進めます。

04

会計と給与の準備

freee会計のひとり法人プランには、給与計算が1人分付帯します。法人向け料金プランとfreee人事労務の内容も確認し、設立後の記帳と給与計算を始められる状態にします。

法人向け料金プランを見るfreee人事労務の料金と使い方を見る

SECTION 05

よくある質問

freee開業とfreee会社設立は、書類を作る作業を進めやすくするサービスです。ただし、書類作成が無料であることと、行政機関などへ支払う法定の費用がかからないことは同じではありません。費用の範囲や提出後の手続きも含め、よくある疑問を確認しておきましょう。

個人で開業する場合と会社を設立する場合では、必要な書類も提出先も異なります。事業の形を変える法人化では、会社設立に加えて個人事業側の手続きも必要です。自分の状況に当てはまる項目を切り分けて進めてください。

freee会社設立は本当に無料ですか?

書類の作成は無料です。ただし登録免許税や定款認証の手数料など、法定の費用は別途かかります。

電子定款にすると何が安くなりますか?

紙の定款に必要な収入印紙代4万円が不要になります。電子化の代行手数料は通常5,000円ですが、freee会計またはfreee人事労務の年間契約で無料になります。

個人事業から法人化する場合も使えますか?

会社設立の手続き自体は同じです。ただし個人事業の廃業届や資産の引継ぎなど、法人化特有の論点があるため事前にご相談ください。

開業届はいつまでに出しますか?

事業の開始から1か月以内が原則です。青色申告承認申請書の期限のほうが実務上は重要なので、まとめて提出してください。

開業・会社設立の判断を、書類作成の前に整理しませんか?

つくば税理士事務所では、開業方法の選択から決算期・資本金の検討、設立後の会計設定までサポートしています。自分の状況で必要な手続きだけを確認したい場合もご相談ください。

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ABOUT ME
佐藤
佐藤
税理士・公認会計士
東京都立大学(旧・首都大学東京)を卒業後、KPMGあずさ監査法人に入所。銀行・証券会社をはじめとする日系金融機関を中心に、監査業務に従事してまいりました。その後、茨城県つくば市にて税理士事務所を開設し、現在に至ります。
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