freee会計 個人事業主向け料金プラン|スターター・スタンダード・プレミアム・入力おまかせの違い
結論から言うと、免税事業者ならスターター(年11,760円・税抜)、消費税の課税事業者ならスタンダード(年23,760円・税抜)です。プレミアムと入力おまかせは年額払いのみで、経費精算や記帳代行まで任せたい方に向いています。プラン選びを分けているのは、消費税申告の可否・ファイル保存の上限・電話サポートの有無という、たった3点です。
監修:佐藤公認会計士・税理士事務所/最終更新 2026-08-27
4つのプランと料金(一覧)
freee会計の個人事業主版には、スターター・スタンダード・プレミアム・入力おまかせの4つがあります。月額払いと年額払いがあり、年額払いのほうが安く設定されています。まず金額の全体像を確認してください。
| プラン | 月額払い | 年額払い | メンバー | メンバー追加 |
|---|---|---|---|---|
| スターター | 1,780円 | 11,760円 | 追加不可 | - |
| スタンダード | 2,980円 | 23,760円 | 3人 | 4人目以降 月400円/年3,600円 |
| プレミアム | - | 39,800円 | 3人 | 4人目以降 年3,600円 |
| 入力おまかせ | - | 49,800円 | 3人 | 4人目以降 年3,600円 |
※金額はすべて税抜。2026年8月時点の公式ヘルプセンター記載の内容です。最新の料金は必ず公式サイトでご確認ください。スターターは、freeeアドバイザー制度加入者以外のメンバー追加ができません。出典:【個人】freee会計のプランについて
プレミアムと入力おまかせは年額払いのみです(すでに月額払いの方は継続可能ですが、一度解約すると以後は年額のみになります)。
プラン選びを分けるのは、この3点だけ
機能表を上から順に見ていくと項目が多く、かえって決められなくなります。実務で判断が変わるのは次の3点だけです。この3つに答えれば、プランはほぼ自動的に決まります。
消費税の申告が必要か
消費税申告機能はスタンダード以上に含まれます。インボイス登録をして課税事業者になった方は、この一点だけでスタンダードを選ぶ理由になります。
領収書を何枚保存するか
スターターはファイル保存が月5枚まで、スタンダード以上は月10GBまでです。レシートをまとめて取り込む運用なら、スターターでは足りません。
電話で聞きたいか
電話サポートが付くのはプレミアムと入力おまかせです。スターターはチャットとメール、スタンダードは優先対応で、メールは1営業日で回答を得られるお急ぎ便が使えます。
プランは「機能の多さ」ではなく「消費税・保存枚数・サポート」の3点で決まります。
判定チャート
上から順に答えてください。3問で決まります。
部門階層や配賦計算、仕訳承認、仮締め、経費精算、税務調査サポート補償が必要な場合はプレミアムになります。個人事業でここまで必要になるのは、従業員がいて経費精算を回している場合が中心です。
プランごとに使える機能
上位プランは下位プランの全機能を含みます。差が出るところだけを並べると、次のようになります。
| 機能 | スターター | スタンダード | プレミアム | 入力おまかせ |
|---|---|---|---|---|
| 基本的な記帳機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 確定申告機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 電子帳簿保存 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 固定資産台帳 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ファイル保存 | 月5枚まで | 月10GBまで | 月10GBまで | 月10GBまで |
| 請求書機能 | 基本的な機能 | 定期請求・合算請求 | 定期請求・合算請求 | 定期請求・合算請求 |
| 入金管理・支払管理レポート | - | ○ | ○ | ○ |
| 資金繰りレポート | - | ○ | ○ | ○ |
| 消費税申告機能 | - | ○ | ○ | ○ |
| 農業所得の確定申告 | - | ○ | ○ | ○ |
| カスタム権限管理・仕訳承認・仮締め | - | - | ○ | ○ |
| 部門階層・配賦計算 | - | - | ○ | ○ |
| 経費精算 | - | - | ○ | ○ |
| 税務調査サポート補償 | - | - | ○ | ○ |
| 記帳代行 | - | - | - | ○ |
| サポート | チャット/メール | チャット・メール(優先対応) | 左記+電話・乗換代行 | 左記+電話・乗換代行 |
※2026年8月時点の公式ヘルプセンター記載の内容をもとに、差が出る項目のみ抜粋しています。最新の機能は必ず公式サイトでご確認ください。
スマホアプリから契約すると金額が変わる
見落とされやすいのですが、iOSやAndroidのアプリ内課金で契約した場合、料金体系が別になります。こちらは税込表示です。
| プラン | 月払い | 年払い |
|---|---|---|
| スターター | 1,960円 | 12,800円 |
| スタンダード | 3,280円 | 26,800円 |
| プレミアム | 購入不可 | 44,800円 |
| 入力おまかせ | 購入不可 | 購入不可 |
※金額は税込。2026年8月時点の公式ヘルプセンター記載の内容です。最新の料金は必ず公式サイトでご確認ください。
アプリ内課金でスターター・スタンダードを購入した場合、メンバー招待枠の追加購入とサポートオプションの購入ができません。Web版から契約するほうが後で困りません。
税理士を招待するときの料金
税理士に見てもらう前提なら、招待の扱いも料金に影響します。分かれ目は、その税理士がfreeeアドバイザー制度に加入しているかどうかです。
| 税理士の状況 | 招待方法 | メンバー枠 |
|---|---|---|
| アドバイザー制度加入者(会費あり)/認定アドバイザー | 無料招待できる | 消費しない |
| アドバイザー制度加入者(会費なし)/制度非加入 | メンバー追加枠で招待 | 消費する |
スタータープランはそもそもメンバー追加ができないため、制度非加入の税理士に見てもらう予定があるなら、プラン選びの段階で影響が出ます。招待の手順と権限の決め方はfreee会計で税理士とデータ共有する方法で詳しく整理しています。
よくある質問
スターターで確定申告までできますか?
所得税の確定申告書類の作成はスターターでもできます。できないのは消費税の申告です。免税事業者であればスターターで完結します。
途中でプランを上げられますか?
上げられます。年の途中で課税事業者になった場合や、レシートの枚数が増えた場合は、その時点でスタンダードへ変更すれば足ります。
メンバーは何人まで使えますか?
スタンダード・プレミアム・入力おまかせは管理者を含めて3人までです。4人目からは1人あたり年3,600円(税抜)が加算されます。スターターはアドバイザー制度加入者以外のメンバー追加ができません。
入力おまかせプランは何が違いますか?
年49,800円(税抜)で、プレミアム相当の機能に記帳代行が付きます。記帳そのものを任せたい方向けのプランです。

