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資金繰り

銀行融資の審査を通過する4つのポイント

佐藤

こんにちは!

「融資を申し込みたいけど、審査って何を見られるんだろう…」

初めて銀行融資に臨むとき、こう不安に感じるのは自然なことです。 こういった声は、はじめて資金調達を検討する経営者や起業家から特に多く聞かれます。

でも、安心してください。 銀行の審査で見られるポイントは、実は4つに集約できると言われています。

この記事でわかること

  • 銀行融資の審査で見られる4つのポイント
  • 「資金使途」と「返済原資」が最重要である理由
  • 審査に通りやすい経営計画書の作り方のコツ
  • 融資面談で気をつけるべきこと

この記事の全体像

最初に融資審査の4つのポイントを全体像として把握します。 次に、審査の核心である「資金使途」と「返済原資」を深掘りしていきましょう。

そのあと、説得力のある経営計画の作り方と融資面談のコツもお伝えします。

融資審査で見られる4つのポイント

金融機関が融資審査で重視するポイントは、以下の4つです。

  1. 資金使途 は、借りたお金を何に使うのかという点です。
  2. 返済原資 は、どうやって返すのかという計画ですね。
  3. 担保 は、万が一のときの保全策があるかどうか。
  4. 取引メリット は、銀行にとっての取引価値です。

この4つのうち、特に重要なのが❶資金使途と❷返済原資だと言われています。

ざっくり言えば「何に使うか」「どう返すか」を明確に説明できるかどうか。 ここがクリアになっていれば、審査のハードルはぐっと下がりますよ 📋

①資金使途を明確にする

銀行は「とりあえずお金がほしい」という申し込みには応じてくれません。 大切なのは、具体的に何にいくら使うのかを説明することです。

たとえば「運転資金として500万円ほしい」では、審査担当者は判断に困ります。 「仕入れの支払いサイト短縮に伴い、3か月分の仕入れ資金として500万円が必要」と伝えれば、ぐっと説得力が増すでしょう。

「なぜその金額が必要なのか」の根拠を数字で示せることが重要です。 見積書や発注書など、裏付けとなる資料を添えるのもおすすめですね。

②返済原資を数字で証明する

銀行にとって最大の関心事は「貸したお金がちゃんと返ってくるかどうか」です。

返済原資とは、返済に充てるお金の出どころのこと。 一般的には「税引後利益 + 減価償却費」が返済原資の中心になります。

減価償却費は帳簿上の費用ですが、実際にはお金が出ていかない費用です。 そのため、手元に残るお金として返済に回せるんですよね。

この数字が年間の返済額を上回っていることを示せれば、銀行は「返済できる」と判断しやすくなります 💡

③担保について知っておく

担保とは、万が一返済ができなくなった場合に備えて提供する資産のことです。 不動産や預金、有価証券などが一般的ですね。

ただし、中小企業の融資ではすべてに担保が求められるわけではありません。 信用保証協会の保証付き融資や、日本政策金融公庫の無担保融資もあります。

担保がないからといって融資を諦める必要はないでしょう。

最近では、事業の将来性や経営者の資質を重視する「事業性評価」の動きが広がっていると注目されています。 担保に頼らず、事業計画の質で勝負できる場面も増えてきているんですよね。

④取引メリットも意識する

金融機関も「ビジネス」として融資を行っています。 融資先との取引にメリットがあるかどうかも、判断材料のひとつです。

たとえば、給与振込口座や売上入金口座をその銀行に集約することは、プラスに評価されることがあります。

日頃から金融機関との関係を築いておくことも大切でしょう。 定期的に業績報告を行ったり、試算表を共有したりする経営者は、信頼が厚くなる傾向があるようです 🤝

説得力のある経営計画を作る

「うちは小さな会社だから経営計画なんて…」と思う方もいるかもしれません。

しかし融資審査において、経営計画は「返済できる」ことの証拠にあたります。 口頭で「大丈夫です」と言うよりも、数字の入った計画書のほうが何倍も説得力がありますよね。

計画書に盛り込むべき項目は、売上計画・費用計画・利益計画・返済計画の4つです。

ここで重要なのは「実現可能性」です。 「売上が前年比2倍」のような計画よりも、「前年比10%増で、根拠は新規取引先3社の確定受注」のほうが銀行には響くでしょう。

根拠のある控えめな数字がポイントですね。 少し保守的なくらいがちょうどいいと言われています。

融資面談で気をつけること

面談で「御社の売上はいくらですか?」と聞かれて答えられない状況は避けたいところです。

最低限、直近の年商・営業利益・借入金の残高・月々の返済額は頭に入れておきましょう。

また、うまくいっていない部分を隠そうとするのは逆効果になりがちです。 銀行は決算書から数字を読み取れますから、隠してもわかるんですよね。

むしろ課題を正直に伝えた上で「こう改善する計画です」と示すほうが、信頼を得られるでしょう。

資料は面談当日ではなく、事前に送っておくとスムーズに進みますよ。

おわりに

銀行融資の審査は、けっして「運」で決まるものではありません。

重要なのはこの4つのポイントです。

  • 資金使途:何にいくら使うかを具体的に示す
  • 返済原資:どう返すかを数字で証明する
  • 担保:あればプラスだが、なくても方法はある
  • 取引メリット:長期的な取引関係をアピールする

中でも「資金使途」と「返済原資」がしっかりしていれば、審査の大半はクリアできます。

「融資は怖い」と感じる必要はありません。 ちゃんと準備すれば、銀行は力強い味方になってくれるでしょう。

まずは経営計画書のたたき台を作るところから始めてみてくださいね 🙌

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さとう
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税務に関する実務の勉強記録を残しています。法人税・所得税・消費税・相続税を中心に、業種別のビジネスについても学んでいます。 ※このサイトに記載している内容は、一般的な情報提供であり、個別具体的な事例に関する相談は専門家へご相談ください。
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